明石市議会 > 2022-06-24 >
令和 4年建設企業常任委員会( 6月24日)

  • "メートル"(/)
ツイート シェア
  1. 明石市議会 2022-06-24
    令和 4年建設企業常任委員会( 6月24日)


    取得元: 明石市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-29
    令和 4年建設企業常任委員会( 6月24日)                             建設企業常任委員会記録                           令和4年6月24日(金)                           於   大会議室     ----------------------------------- 〇出席委員(6人)   松井久美子委員長            林丸美副委員長   千住啓介委員    辻本達也委員    三好 宏委員   佐々木 敏委員 〇欠席委員   な し 〇出席説明者   横田統括理事  福田理事技術担当)  杉浦公営企業管理者水道局長   東都市局長  山本理事山手環状線整備担当部長  久保田下水道部長   ほか所管各局の室長・次長・課長 〇議 事  (1) 都市局、水道局関係
      ① 所管事務報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3   ② 付託された議案の審査      議案(1件)       議案第53号 明石市地区計画等の区域内における建築物の制限              に関する条例の一部を改正する条例制定のこと・・・・12   ③ 報告事項(3件)    ア 公園施設の次期指定管理者候補者の選定について・・・・・・・・・・・・・・・・・・15    イ 支払条件の変更について((仮称)南畑歩道橋桁製作ほか工事)・・・・22    ウ 大蔵海岸施設次期指定管理者候補者の選定について・・・・・・・・・・・・・・25   ④ その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31  (2) 閉会中の所管事務調査事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31                            午前9時57分 開会 ○松井久美子委員長  ただいまから、建設企業常任委員会を開会いたします。  一言、御挨拶をさせていただきます。  本年度、建設企業常任委員会の委員長を仰せつかりました松井です。この1年間、どうぞ皆様よろしくお願い申し上げます。  17号池魚住みんな公園の来春の開園や、西明石駅にあります南畑踏切のエレベーター併設型横断歩道橋の工事も始まります。また、さらに山手環状線幹線道路の整備や明石川河川水の水源から阪神水道企業団水源転換を行う新規受水に向けた取組や、下水道施設の老朽化に伴う施設更新も、大変重要と考えております。  市民の皆様に安心していただけるような都市整備と災害に強いまちづくりに努めてまいりたいと思っておりますので、1年間、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。  それでは、委員の紹介をさせていただきたいと思っております。千住委員から、時計回りに自己紹介を進めてください。お願いいたします。 ○千住啓介委員  自民党真誠会の千住です。よろしくお願いします。 ○三好宏委員  同じく自民党真誠会の三好です。よろしくお願いします。 ○辻本達也委員  日本共産党の辻本です。よろしくお願いいたします。 ○佐々木敏委員  公明党の佐々木でございます。よろしくお願いいたします。 ○林丸美副委員長  明石かがやきネットの林です。よろしくお願いします。 ○松井久美子委員長  それでは、委員席についてですが、現在のお座りの席でよろしいでしょうか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○松井久美子委員長  では、よろしくお願いいたします。  続きまして、市の理事者を代表いたしまして、横田統括理事より御挨拶を頂戴したいと思います。  横田統括理事。 ○横田統括理事  皆さん、おはようございます。統括理事の横田でございます。  本委員会の開会に当たり、理事者を代表いたしまして御挨拶申し上げます。  本委員会は、道路・公園・海岸・上下水道など、市民生活を支えるライフライン、都市基盤整備に係る重要な案件を御審議頂きます。とりわけ本年度は、将来を見据え、全会一致で議決頂きましたまちづくりの指針となります第6次長期総合計画として、SDGs推進計画に掲げますSDGs未来安心都市・明石の実現に向けまして取組を始めます節目の1年となっております。  つきましては、先ほど委員長の御挨拶にもありましたように、誰もが安心して暮らすことができる都市基盤整備、また、災害に強いまちづくりにつきまして、引き続き、計画的かつ効果的、効率的な都市基盤整備を進めてまいりたいと考えております。  正副委員長はじめ各委員におかれましては、各種事業の推進に当たりまして、どうかこの1年、よろしくお願い申し上げまして、私からの御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○松井久美子委員長  ありがとうございました。  それでは、議事に入ります。  所管事務報告です。東都市局長よりお願いいたします。  都市局長。 ○東都市局長  皆さん、おはようございます。都市局長の東でございます。  それでは、私のほうから、都市局の所管事務等につきまして、報告をさせていただきます。  所管事務報告書の36ページを御覧ください。  まず、組織の編成でございますが、記載のとおり都市局は4室14課で構成いたしております。部長の所管区分でございますが、山手環状線整備担当部長都市計画道路山手環状線整備に関する事務を、道路部長山手環状線整備に関することを除く道路安全室の事務を、下水道部長下水道室の事務を所管しております。局の所管事務は、記載のとおりでございます。  それでは、本年度に予定いたしております主要事務事業等について、御報告をさせていただきます。  報告書の37ページをお願いいたします。  初めに、都市整備室でございますが、グラウンドのほか、ユニバーサル遊具を備えたみんな広場など、子供から高齢者まで、障害の有無等に関わらず誰もが憩える17号池魚住みんな公園の整備を進めてまいります。また、誰もが安全で快適に移動できるようホームドアの設置やホテル等のバリアフリー化を促進し、インクルーシブな社会の実現に取り組んでまいります。このほか、明石市都市計画マスタープランや明石市総合交通計画の改定、また、大久保駅前地区西明石鳥羽新田地区土地区画整理事業を進めてまいります。  次に、道路安全室におきましては、人にやさしい道づくりを推進するため、通学路をはじめとする生活道路南畑踏切等交通安全対策バリアフリー化に取り組むとともに、道路機能の向上を図るため、山手環状線江井ヶ島松陰新田線等幹線道路の整備を進めてまいります。また、人優先の交通ルール、マナーの周知や高齢者と自転車に重点を置いた交通安全啓発・教育に取り組みます。このほか、全ての方が安全に安心して海岸を利用できるよう、関係機関と連携し、明石市水上オートバイ等の安全な利用の促進に関する条例の周知や啓発に取り組んでまいります。  38ページをお願いいたします。  住宅・建築室におきましては、市営住宅について、将来に向けた集約化や廃止を踏まえた整備・管理方針を策定いたします。また、特定空家除却支援事業住宅耐震化促進事業を推進するとともに、開発事業に係る事前協議制度開発許可制度の運用により、安全で良好な生活環境や都市環境の向上を図ります。さらに、所管課と連携して、市所有建築物に係る設計及び工事監理等を行うほか、宅地造成等規制法改正や、また、吹付けアスベスト対策などの国の動向等にも注視をしながら、そういった対応を図ってまいりたいと考えております。  39ページをお願いいたします。  最後に、下水道室におきましては、経営の健全化に努め、持続的で安定的な事業運営を行うことはもちろんのこと、下水道施設の適正な維持管理及び効率的な改築更新により施設の長寿命化を図るほか、浸水対策を推進するため山下町などの雨水管整備を実施いたします。なお、豊かな海づくりの一環といたしまして、全ての浄化センターでの栄養塩管理運転に取り組んでまいりたいと考えております。  以上で、都市局の所管事務報告を終わります。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○松井久美子委員長  引き続きまして、杉浦公営企業管理者水道局長より、お願いいたします。  杉浦公営企業管理者。 ○杉浦公営企業管理者水道局長  公営企業管理者水道局長の杉浦でございます。  水道局の所管事務報告をさせていただきます。  所管事務報告書の最後のページ、40ページをお開きください。  まず、組織の編成でございますが、水道局は5つの担当で構成しており、所管事務は記載のとおりでございます。  それでは、本年度に予定する主要事務事業等について、御報告させていただきます。  水道局におきましては、安全・安心な水道水を安定的かつ効率的に提供するため、阪神水道企業団からの新規受水など、水源転換に向けた取組を進めてまいります。また、老朽管整備計画に基づき、老朽管の面的整備を進め、管路の耐震性の向上や配水機能の維持に努めるほか、避難所及び病院等までの重要管路等を更新してまいります。このほか、基準を満たす水質の維持はもとより、浄水場の改修工事など、浄水施設の適正な維持管理のための工事を実施してまいります。なお、これらの取組については、明石市水道事業中期経営計画に基づき、経営改善を図りながら着実に進めてまいります。  以上が、水道局に係る所管事務報告でございます。よろしくお願いいたします。これで、所管事務報告を終わらせていただきます。 ○松井久美子委員長  以上で、報告は終わりました。  それでは、特に御質問、御意見はございませんでしょうか。なお、所管事務報告の場ですので、単なる事業内容の確認や数字の確認等は、別の機会にお願いしたいと思います。いかがでしょうか。  千住委員。 ○千住啓介委員  組織体制のことをちょっと御質問させていただきたいと思います。  道路安全室ということで、本当に明石市は過去の大きな事故があり、陥没等の事故もございました。ここは絶対にあってはならないという思いで、議会としてもそこはしっかり進めていこうと、そんな意思でございます。  そこで、また台風のシーズン、梅雨のときでございますが、かなりの大雨が降るというふうなことも予想されていますので、海岸・治水課さんと下水道課さんもそうなんですけど、人数がしっかり足りているのかなと思うところがあるんです。今、海岸・治水課での職員の人数は何名でしょうか。 ○松井久美子委員長  田仲室長、お願いします。 ○田仲道路安全室長道路総務課長  道路安全室長の田仲でございます。  海岸・治水課につきましては、海岸を所管します海岸部門と治水を担当します治水部門がございます。先ほどおっしゃいました治水部門につきましては、課長と係長と担当者の3名になっております。 ○松井久美子委員長  千住委員。 ○千住啓介委員  3名ということで、本当に明石は、まだ市域が狭いとはいえ、やはり様々な小さなことからいろいろなことが毎日、恐らく市民の方から、危ないよ、こういうところはどうなんだと、いろいろな電話があると思うんです。本当にその3名で回っているとは、しっかりできるとは私は考えにくいんですね。  また、治水のほうで今後の計画も立てていくというふうなことも聞いておりますので、本当にそれができるのかということは、私はしっかり指摘をさせていただきたいと思いますので、ここは統括理事なのか、技術担当の理事なのか、人員確保を喫緊にやるべきだと思いますが、そこはいかがお考えでしょうか。 ○松井久美子委員長  福田理事。 ○福田理事技術担当)  技術担当理事の福田でございます。  治水につきましては、かなり古くから庁内で連携体制をとっておりまして、もう古くは平成16年、もう18年くらい前になるんですけど、そこから、あの当時、御記憶があると思うんですけど、市内200か所以上の浸水がございました。その後もゲリラ豪雨、その後、8年前の丹波豪雨のときですけど、魚住の山川地区を中心に床上、床下浸水がかなりあったんですけど、そのときにやはり治水部門だけで対応するというのは限界がございますので、道路部門のいわゆる雨水、排水を取り扱っているところとか、また、下水道の部局、それから、そういうハードだけではあきませんので、いわゆるコミュニティとか教育委員会とか、全庁挙げて取り組んでおりますので、今、3名という心もとない人数なんですけど、決してその3名だけで動いているということではございませんので、総力で取り組んでおりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○松井久美子委員長  千住委員。 ○千住啓介委員  その総力を挙げてやるのは当然であります。  しかし、私も現場をいろいろ見る中で、私もお電話をさせていただく中で、かなり忙しくされております。計画もしていかなくてはならない。やはり道路の方々、下水の方々、それはその方々で所管があって、仕事があります。じゃあ、治水のこともとなると、どうなんだというふうな話にもなりかねませんので、私は、ここは早急に人員配置を行うべきだということを、しっかり要望しておきますので、よろしくお願いします。 ○松井久美子委員長  ほか、ございますか。  三好委員。 ○三好宏委員  2点、あります。  まず、都市局です。  本会議の質問でもさせていただきましたけど、やはり、ありとあらゆる施設が老朽化している。道路も含めたインフラ整備というところがやはり今後の課題になってこようかと思います。  市長ツイッターなんかでも、子供の予算は今、倍、将来的には3倍にするという話であったり、その分、土木費関係を半減したというようなコメントがありました。  確かに、選択と集中の中で、限られた予算で子育てのところを選択して予算を集中したというのは、これは紛れもない事実で、それで結果が生まれているのも事実ですが、選択と集中ですからね。今後、そこにばっかり集中している場合ではないので、今後、やはりバランスということを考えていかなければならないというふうに思っておりますので、数年前は2号線、魚住で橋のところが陥没したり、昨年は江井島のほうでも陥没があったというふうにも聞いておりますので、しっかりとインフラ整備の今後を見据えて、計画的に優先順位をつけて予算配分というところは、しっかりと担当局としても、財政のほうと折衝していただきたいというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。 ○松井久美子委員長  都市局長。 ○東都市局長  都市局長でございます。  三好委員からの御質問にお答え申し上げます。  本会議でも申し上げましたけども、確かに予算額そのものは少し減ってきておりますが、その中でも特に、今、委員おっしゃったように施設が老朽化をしてきて、やはりトラブルも増えてきております。その代わりに、その分につきましては十分に予算も確保していただいて、人員は少し苦しいところはあるんですが、その中で、本会議でも申し上げましたけれども、定期的な点検を行って、悪くなる前に悪いところを探して、そこを補強していくという、いわゆる予防保全の考え方でもって都市基盤の維持保全を図っているところでございます。  今後とも、当然、安全安心というのが市の一番の責務でございますので、そういうことがないように、しっかり努めていきたいと思います。ありがとうございます。 ○松井久美子委員長  三好委員。 ○三好宏委員  もう一点は水道のほうです。  コロナ禍の政策の中で、水道料金を市民全世帯3か月無償化したというようなところの、やはりその財源的なところが水道は補填されていませんから気になるところでありまして、今回もコロナ関係で交付金が国から下りてきましたが、水道のほうには回っていないというような現実があります。  先ほど委員長もおっしゃったように、今後、阪神水道との連携であったりというようなところで、将来になかなか財政面で不安があるようにしか見受けられないんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○松井久美子委員長  杉浦公営企業管理者。 ○杉浦公営企業管理者水道局長  公営企業管理者水道局長の杉浦でございます。  コロナで減免させていただいて、それが補填されていないのは事実でございます。これについては、水道の料金の中で回っているわけですけども、いずれにしても、今現在、水道の抱えている問題と申しますのは、これは全国的な問題で、本会議でもちょっとお話させていただいたんですけど、全国的に水道の水量がもう減ってきているというのが大前提であります。  水道の水量がなんで減ってきているのかと。これは、やはり今まで使っていたやつが、節水型とかああいうものも普及しまして、もう本当、トイレで言うと3分の1くらいで流れてしまうようなことになっていまして、ですから明石で言うと、おかげで人口も増えているんですけども、実は水量自体は全然、上がっていないという状況です。これはもう全国的な状況でございます。  あと、明石については、水源転換の問題もございます。これは、いろいろな、実際、明石川河川水の水質の問題と昨今のゲリラ豪雨の問題で、実は平均的に水が流れてこないので、実はかなり厳しい。安定的な水量というのは厳しいので、これはもう水源転換していくしかないと。その中では広域を目指して、県水も含めて水源転換をしていくと。当然、お金の問題も、受水量も上がってくることですので、これは将来的にはどこかで必ず今の逓増性の料金を変更しなければいけないということは、これはどこともの問題として、明石市も当然そうでございます。ですけれども、今現在、じゃあどうするんだということになりますと、実際問題はもうしばらく、あと若干の余裕の資金はございます。ただその資金が、いわゆる明石の何かあったときに、例えば、震災とかがあったときに回せる運転資金、大体約20億円から30億円くらいは絶対に欲しいんですけども、それを切らないようにはしていかないといけないと思っていますので、今後、令和8年以降に、また明石市の経営計画を立ててまいりますが、それを立てていく中で、今後の明石の水道の料金の在り方とかを、これはやはり市民的な議論をしていただいて、全て情報開示しながら、納得の行くほうに進めてまいりたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
    松井久美子委員長  ほかにございますか。  辻本委員。 ○辻本達也委員  では1つだけ。情報化社会でいろいろと行政の取組なんかもかなり広く発信をされていまして、特に最近は、先ほどもお話がありましたけど、市長がツイッターでいろいろと情報発信をされているということで、その情報が詳細まで語られておればそうでもないかもしれないんですが、一部分だけが伝わると、そこから誤解が生じたり、極解されたりする部分もあったりしてというところがあります。ですから、正確に伝えておかなあかん部分が多々あるんやろなというふうに思うんです。  本会議でもあったんですけど、土木費です。土木費がかつてよりも大分、減って半減しているというようなお話がございまして、数字的に見ると確かにそうなんやなというところは、これはもう明らかではありますけれども、これもツイッター上でいろいろな方が市が出している資料でありましたり、国が出している資料でありましたり、そういうのを見てグラフ化されたりして非常に分かりやすくまとめていただいている方もいらっしゃるんですが、ただ、この減っている原因が、何かしなければならないことを削って減らしているということなのか、それとも何か具体的に減る要因があって減っているのかというところ、これが重要なところかなと。正確に捉えて市民の皆さんに知っていただくという点では、重要なポイントかなあというふうに思うんですね。  ここ10年で見てみますと、例えば、駅前の再開発事業ですね。これは非常に大きな予算を伴うものでありましたし、山手環状線も西のほう、西脇、金ケ崎のエリアの工事もありましたし、八木松陰線ですね、これも旧浜国からの部分の開通というのもありまして、これは山陽電車との立体交差で非常に時間をかけて、費用もかかってという工事だったというふうに思います。山陽電車でいうと、三連連立事業というのがありましたし、この間、非常に大きな事業が明石市の取組の中で多かったという部分があるんじゃないかなというふうに思いますね。  それでいいますと、ここ10年の間にかなり大きな費用を伴う事業が集中していたんだけれども、ここ最近は、それが一旦、一息ついたといいますか、全部、終了したということで、予算としてぐんと減っていると、そういう理解でいいんじゃないかなというふうに私は思うんですけど、いかがですか。 ○松井久美子委員長  東都市局長。 ○東都市局長  都市局長でございます。  ただいまの辻本委員の御指摘について、お答え申し上げます。  本会議でも申し上げましたが、まず1つ、土木費が大きく減った要因の1つは、下水道事業企業会計になったときに、それまで下水道事業への一般会計からの繰出金というものが土木費の中で計上されておったものが、諸支出金という費目に変わりましたので、それで例年、30億円近い繰出金がまず、どんと大きく落ちております。  もう1つは、今、委員が御指摘頂いたように、やはり駅前の再開発ですとか、そういった大型事業がひと段落いたしました。例えば、大きな事業費を伴うものとしては、大久保駅前区画整理事業なんかでも当然、進めておりますけども、その中でも道路整備であったりとか大きなところは、大分、ひと段落をして、あとは少し残っているところを今、何とか進めているというようなところでございます。  土木費といいますか、投資的経費というのはどうしても波がありまして、大型事業をやるときについてはかなり大きく出て、それが終わると少し落ち着いてというのを繰り返すような形になっておりますので、その辺りにつきましては、財政部局等ともしっかり相談をしながら、正しい情報を発信できるように努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○松井久美子委員長  辻本委員。 ○辻本達也委員  子育ての予算がどこから来たんやろうというように、疑問を持たれるのはもう当然のことだと思うので、そのときに、土木費を削ってという市長の発信の仕方にも若干、問題があるのかなというふうにも思いますけれども。だから、やらなければならないことを削ってというような、そういうふうに取られかねないような発信の仕方をされているところがあったのが、1つ原因かなとは思うんです。ただ、正しく見ますと、先ほど、局長が御説明頂きましたように、会計上の問題といいますか、費目が変わったというところも1つ大きいですし、先ほど申し上げたいろいろな多額の予算を伴う事業がひと段落ついたというところも1つ要因としてあると。  ただ、今日の所管事務報告で御説明頂きましたように、今後、山手環状線の工事が入ってきたり、そのほか予定しております水道、下水、いろいろな事業があると思いますから、それでいいますと、これは黙っていても土木費というのは、今後また膨らんでくる可能性があるん違うかなというふうに思いますけれども、その辺いかがですか。 ○松井久美子委員長  東都市局長。 ○東都市局長  都市局長でございます。  重ねての御質問でございます。確かにおっしゃるように、やはり明石市の都市基盤というものは、ほとんどが高度成長期に整備をしたものがかなり、道路であっても、公園であっても、下水道であっても、そういうものが非常にたくさんありまして、そういったものの老朽化というのは今までも御指摘がありましたように、大変進んでおります。ですから、それのメンテナンスにつきましては、やはりどうしてもどんどん増えていくような状況になります。  その中で、さらに足りないところにつきましては、当然、当時のように、いけいけどんどんというわけには参りませんけども、優先順位を決めながらしっかり対応して進めていきたいなというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○松井久美子委員長  辻本委員。 ○辻本達也委員  過去から明石市は、いろいろな分野で建設企業常任委員会の所管の部署以外でも、かつて市役所で頑張っておられた方々が20年、30年後を見据えていろいろな準備をされていて、過去の人たちが頑張ってくれたから今があるんやなというような、今、苦労せんでもいいんやなというような事業というのはたくさんあったと思うんですね。ですから、今の方々が将来にもしっかり責任を負っていただいて、未来を見据えた事業の取組、また予算要求なんかもぜひしていただけたらなというふうに思います。  以上です。 ○松井久美子委員長  ほかにございますか。  佐々木委員。 ○佐々木敏委員  長いことを言い続けているので、もう一遍言いますけど、地面の下、地中の空洞調査、これは水道も下水道も都市局も関係あると思うんですけれども、これはぜひやるべきだと私は思って、本会議でも言いましたし、常日頃、担当の方にも申し上げておりますが、これをしないのは何でなんですかね。 ○松井久美子委員長  田仲室長。 ○田仲道路安全室長道路総務課長  道路安全室長の田仲でございます。  空洞調査をしないのはなぜかというような御質問でございます。  実は空洞調査は着実に進めておりまして、最近では、そういう探査する車がございます。ですから、市内にそういった車が走ることによって、空洞状況の把握をしておりまして、直近でも明石駅交差点付近で空洞が発見されまして、補修したというふうな経緯もございます。  ただ、そういった空洞の捕捉率が100%かというと、幅がありますもんですから、それにつきましては今後、どういうふうに改善していくかということについて検証を進めているところでございます。  以上です。 ○松井久美子委員長  佐々木委員。 ○佐々木敏委員  やっていただいているということで安心はするんですけれども、ただ、範囲がごっつい狭いん違うかなと思うんですね。結構、やられているところはあるんじゃないかと思いますので、そこら辺も先ほどから各委員が言われているように、お金がないというところが一番の原因かなと私は勝手に判断しているんですけれども、しっかりお金を取って、やらなあかんことはやるということでこれは進めていかなあかんと思っておりますので、これはしっかり進めていただきたいということを要望しておきます。  以上です。 ○松井久美子委員長  ほかにございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○松井久美子委員長  ないようですので、報告を聞いたことを御確認よろしくお願いいたします。  それでは、引き続きまして、付託された議案の審査に入りたいと思います。  議案は1件です。  議案第53号、明石市地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例制定のことを議題に供します。  説明をよろしくお願いいたします。 ○長田建築調整担当課長  建築調整担当課長の長田でございます。  議案第53号、明石市地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例制定のことについて、資料により御説明いたします。  議案第53号関連資料、明石市地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についての1枚目を御覧ください。  1、改正の目的です。地区計画におきましては、計画区域内の建築物に対して、地区にふさわしい用途等の制限を地区整備計画として定めることができます。さらに、当該制限内容は、建築基準法第68条の2第1項に基づいた条例で定めることで法的拘束力を持たせることができます。大久保駅南地区では、令和4年2月に地区計画の変更が都市計画決定され、同地区内の中央地区(3)-①及び中央地区(3)-②について、新たに地区整備計画が定められました。これを受けまして、地区計画によるまちづくりを確実なものにするため、建築基準法に基づく本条例の一部を改正しようとするものです。  大久保駅南地区地区整備計画の位置でございますが、資料の2枚目の計画図を御覧ください。  JR大久保駅のすぐ南側の赤色で囲われた部分で、区域面積は約31ヘクタールです。図面右側中ほどの太い青線で囲っております中央地区、(3)-①、(3)-②が、このたびの変更により、新たに制限が加えられる地区でございます。  それでは、資料の1枚目にお戻りください。  次に、2、改正の概要です。当該地は、日本たばこ産業株式会社特機事業部の工場閉鎖に伴い、市による公募の優先交渉権者による開発を進める地区であり、このたび、具体的な土地利用が確定した部分について、将来にわたりその複合的な土地利用と良好な住環境を維持するため、都市計画決定された地区整備計画に基づき、以下のような規制を定めます。  まず、中央地区(3)-①に関しましてですが、建築物等の用途の制限としまして、共同住宅及びそれに附属するもの、これのみを建築することができることとしています。  次に、壁面の位置の制限としまして、大久保駅南地区地区整備計画に定めるところによるといたしまして、具体的には、建築物の外壁もしくはこれに代わる柱、または高さ2メートルを超える門もしくは塀は、計画図に表示する後退線を超えて建築してはならないと定めています。  次に、中央地区(3)-②でございますけれども、建築物等の用途の制限としまして、一戸建ての住宅、自治会の活動の用に供するための集会所その他これに類する建築物及びこれらの建築物に附属するもの、これのみを建築することができることとしております。  建築物の敷地面積の最低限度は、110平方メートルです。  また、壁面の位置の制限としましては、1)で建築物の外壁またはこれに代わる柱の面から敷地境界線までの距離は、0.6メートル以上とすることを原則として定めています。ただし、2)のほうで一部緩和を認めておりまして、①外壁またはこれに代わる柱の中心線の長さの合計が3メートル以下の部分と、②物置その他これに類する用途に供し、軒の高さが2.3メートル以下で、かつ、床面積の合計が5平方メートル以内、こういった建物のごく一部分につきましては免除することとしています。  最後に、建築物の高さの最高限度を10メートルとしております。  以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○松井久美子委員長  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございませんか。  佐々木委員。 ○佐々木敏委員  地区計画で、住宅が建つ前の地区計画ということで、前もって縛っておくということだと思うんですが、共同住宅、一戸建て住宅に限定ということで、住宅以外は駄目ということで、いろいろなものが排除されているというのは分かります。  その上で、海を隔てた淡路市で暴力団事務所が来たときに、これ、又貸しで暴力団が来たように聞いております。ですから、まともな人が所有されていて、それを暴力団に貸したみたいな形で、その人もあまりよく分からんと貸しちゃったというふうなことだと思うんですけれども。  あそこは非常にいいところで、どんな形であれ暴力団が来るのは困るということで、この地区計画の中に暴力団の事務所、住居の排除をするということは入れられるんでしょうか、まずそれをお聞きしたいのですが。 ○松井久美子委員長  長田建築調整担当課長。 ○長田建築調整担当課長  建築調整担当課長でございます。  地区計画で暴力団事務所等を制限できるのかという御質問でございます。  まず、暴力団事務所という用途は、建築基準法で明確に定められているものではございません。したがいまして、市でこれを暴力団事務所と判断することが難しいもの、そういう性質のものでございます。建築基準法で取り扱う用途としましては、法になじまないものであると考えております。したがいまして、これまで本市におきましては、地区計画で暴力団事務所を排除してきたと、そういった事例はございません。  暴力団事務所に関しましては、暴力団排除条例に基づきまして、県の公安委員会のほうで規制していただくべきものかなとは考えておりますけれども、今後、そのような事案が考えられます場合には、地区計画で有効に制限できるものかどうかという部分については、調査研究してまいりたいと思います。 ○松井久美子委員長  佐々木委員。 ○佐々木敏委員  住んでいる人にとっては非常に大事なことで、淡路市はおらんようになったんですけど、詳しく聞きますと、おらんようにするまでにむちゃくちゃ労力を使われたようです。  もし明石のどこでもそうですけど、ここなんか特に今からのところですから、こういうところに来たらあかんのが来ると大変なことになりますので、そこら辺、今、しっかり研究されると言われましたので、研究も重ねていただいて、ほかの法律で取り締まるのか、それともこの地区計画の中でやれるんやったらやるのか、そこら辺も今後の課題として、今回は、まだ分からないのでこれでいいと思いますけれども、しっかり研究されて、お願いしたいと思います。  以上です。 ○松井久美子委員長  ほかに御質問ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○松井久美子委員長  それでは、以上で質疑を終わります。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第53号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○松井久美子委員長  御異議なしと認め、議案第53号は原案どおり承認しました。  それでは、引き続きまして、報告事項3件に進みたいと思います。  ア、公園施設の次期指定管理者候補者の選定について、説明を求めます。  井村公園管理担当課長。 ○井村公園管理担当課長  公園管理担当課長の井村でございます。  報告事項ア、公園施設の次期指定管理者候補者の選定について、委員会資料に基づき御説明させていただきます。  委員会資料を御覧ください。  まず、1の取組方針でございます。現在、指定管理者制度を導入しております公園施設につきまして、令和5年3月末に指定管理者の指定期間が満了を迎えるため、次期指定管理者候補者の選定を行うものでございます。  対象施設は、記載の10施設でございます。選定方法でございますが、指定管理者の選定に当たっては、民間企業のノウハウ等の導入により、公園にさらなるにぎわいを生み出すことが期待できるため、公募により指定管理者を募集し、選定委員会を設置して指定管理者候補者を選定いたします。公募における施設単位でございますが、前回募集時の石ヶ谷公園、明石海浜公園、魚住北公園の3施設に、明石北わんぱく広場などの7施設を加えた10施設一括管理といたします。新たに追加する施設につきましては、公園愛護会が結成されておらず、現在、維持管理業務を委託しております。対象施設の変更理由でございますが、石ヶ谷公園及び明石海浜公園の近隣に位置する7施設を加えて、一括管理することで要望への迅速な対応や、より良好な環境の提供など、管理レベルの向上及び管理運営の効率化が見込めることから、10施設一括管理といたします。指定期間につきましては、前回同様、5年間といたします。利用料金制につきましても、本施設は有料施設の貸館業務等と公園の維持管理業務を併せて行っており、収益性を重視した施設ではないことから、前回同様、利用料金制は採用いたしません。  次のページを御覧ください。  2の選定スケジュールでございますが、12月議会におきまして、指定議案の提出を予定しております。そして、4月1日より次期指定管理者による管理運営業務が開始される予定でございます。  報告は以上でございます。よろしくお願いします。 ○松井久美子委員長  ありがとうございます。何か御質問ございますか。  辻本委員。 ○辻本達也委員  石ヶ谷公園はとってもいい公園でありまして、私もよく行かせていただいております。緑化公園課も大変、頑張っていただいておりまして、遊具ができて大分になりますけども、大変好評で、お子さん連れの方もたくさん来られてにぎわっております。  最近、その遊具の近くにトイレもできまして、以前から利用者の方からトイレが欲しいなという声がある中で、これを実現していただいたということであったり、お散歩をされている方も結構いらっしゃいまして、お散歩をされている方も以前あったトイレが壊れて使えない時期がありましたので、新しいトイレができて大変、好評であります。  また、指定管理者におかれては、土日またお休みの日に大変、利用者が多いもんですから、駐車場が満車になってしまうんですけれども、そういったときに積極的に交通整理もされている様子を見たりして、非常にいい公園なんですけれども、管理もしっかり行き届いているなと。樹名板もつけていただいたり、指定管理者の御尽力で樹名板がどんどん増えてまして、訪れる子供たちが親御さんと一緒に木を見ながら、この木は何の木なのかなあというのを見たりして、本当にどんどんいい公園になっているなというふうに思っておるところでございます。ですので、引き続き、指定管理者に選定される業者さんには頑張っていただかなあかんなというのが1つです。  もう1つ、今回の指定管理で対象となる施設が広がるというお話でございます。かつて地域の公園でいいますと、それぞれの、特に都市公園ですけども、公園に詰所がありまして、そこに維持管理の職員の方が詰めておられた時期があったんですね。高丘西公園なんかにも詰所がありまして、日々、周辺の公園、かなり広範囲の公園のことでいろいろと相談に乗っていただいたり、剪定をしていただいたり、大変、御尽力頂きまして、地域の方々とも日常的に交流があって、とても評価が高かったんですね。それが今なくなってしまいまして、公園の維持管理という点では、地域の住民からするとちょっと遠い存在になったという部分もありました。昔はよかったなというような声も聞かれるという中で、今回、地域の公園にも指定管理者が入っていただくということになりまして、これは、以前のような、以前ほどになるかどうかちょっとまだ分かりませんけれども、以前のような、例えば、日常的なパトロールであったり、これまでよりも丁寧な対応をしていただけるんじゃないかなということで大変、期待しておるところであります。  また、パトロールなんかを通じて指定管理者の皆さんが地域の公園の利用者の方とも交流していただいて、その交流を通じて日々の維持管理の点で、例えば、目が行き届かないところを早期に発見できたり新しい気づきがあったりということも期待できるん違うかなというふうに思います。そういうことを通じて、危険箇所の早期把握もできるだろうということも期待できます。ですから所管課としては、指定管理者に対して適切な指導助言をぜひお願いしたいなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○松井久美子委員長  井村公園管理担当課長。 ○井村公園管理担当課長  公園管理担当課長の井村でございます。
     委員、御質問の指定管理者への指導助言について、御説明いたします。高丘西公園につきましては、委員おっしゃるとおり、清掃や除草などの管理が行き届いていないとの声を年に数回お聞きします。市としましては、管理事務所の廃止など行政改革を進める一方、こうした市民の声に対応していくため、新たに高丘西公園を含む7施設を指定管理者制度の対象に加えたところです。  その効果としましては、石ヶ谷公園や明石海浜公園には指定管理者が常駐しているため、近隣施設と併せて管理することで、要望に対しより迅速に対応することができます。また、土日祝といった閉庁日にも要望に対応することが可能となります。そのほか、管理の面も行き届きやすく、きめ細やかな清掃や除草などを実施することで、より良好な環境を提供していくことができると考えています。  市としましては、指定管理者に対し地域住民と良好な関係を構築するなど、市民目線での管理運営を行っていくよう指導、助言していきたいと考えています。  以上でございます。 ○松井久美子委員長  ほかにございますか。  佐々木委員。 ○佐々木敏委員  結構、大きめの公園が多いんですけれども、最近、公園で犯罪が起きる。特に幼い子の性犯罪とかいうのがよくニュースでされております。そういう意味では、安全対策として防犯カメラをつけていくのが効果的ではないかと私は思っております。  特に、公園が大きくなりますと、通常、公園を使っている人から見えないところが多くなってくるんですね。先ほどの委員のお話でトイレを造ったと。建物を造ったら、建物の裏はちょっとまた見えにくくなるとかいう。造ることはいいことだと思うんですけれども、そのためにちょっと死角ができてくるということもあるんじゃないかと思います。そういう見えないところに防犯カメラをしっかりつけていくということは安全対策になっていくと思います。  また、防犯カメラといいましても、先ほどからの話で金がない、金がないということでございますので、むやみやたらに何ぼもつけるわけにもいけへんと思うんですけれども、例えば、防犯カメラを3つつけたら、看板を「防犯カメラ作動中」とか「防犯カメラが回っています」「防犯カメラがついています」というのを10個くらいつけるとかいう形で、完全に抑止効果を発揮するというふうなことは今後、要るのではないかと思いますけど、そういうところはいかがですか。 ○松井久美子委員長  井村公園管理担当課長。 ○井村公園管理担当課長  公園管理担当課長の井村でございます。  委員、御質問の防犯カメラの設置について、御説明いたします。  まず、防犯カメラの設置状況でございますが、指定管理者制度の対象となる公園につきましては、石ヶ谷公園に1台、明石海浜公園に3台、高丘東公園に1台設置しております。石ヶ谷公園につきましては、防犯カメラに加え、常時、利用状況を確認できる監視カメラも設置しております。  防犯カメラの設置につきましては、それを所管する総合安全対策室と調整し、利用状況などを踏まえながら引き続き、検討していきたいと考えております。  ただ、防犯カメラの設置につきましては、限界もございますので、委員おっしゃるとおり「防犯カメラ作動中」といった啓発看板をより分かりやすく設置し、犯罪の抑止効果を高めていきたいと考えています。  また、指定管理者による巡回を強化し、マナーアップを図りながら、公園利用者の安全安心を確保していきたいと考えています。  以上です。 ○松井久美子委員長  ほかにございますか。  千住委員。 ○千住啓介委員  この指定管理は施設を増やして一括管理していくという、本当の目的とは一体どういうことなんでしょうか。 ○松井久美子委員長  井村公園管理担当課長。 ○井村公園管理担当課長  公園管理担当課長の井村でございます。  先ほど、お話しさせていただきましたが、石ヶ谷公園、明石海浜公園の近隣の施設等、一括管理することで、管理者がそこに常駐していますので苦情要望に対してより迅速に対応していけるということがまずあります。  そのほか、今、7施設、今回追加するんですけども、そのうちの6施設につきましては、シルバー人材センターに維持管理業務を委託しています。それを、指定管理者制度を導入することによりまして、公園の管理運営の専門性の高い指定管理者に管理を委任することによりまして、これまで以上に清掃、除草、そういった管理の目が行き届くことによって良好な環境を提供していけると考えています。  あとそれと、例えば、明石北わんぱく広場などでは、これまでイベントというものは一切、開催されてこなかったんですけれども、指定管理者制度を導入することによりまして、例えば、スポーツ教室の開催であったり飲食店を出店するとか、そういった新たなにぎわいの創出ということも考えています。  以上でございます。 ○松井久美子委員長  千住委員。 ○千住啓介委員  いわゆる管理をうまくして、人件費を削減して、経費を少しでも削っていこうかなというのが少し垣間見えるんですね、先ほどの説明にはなかったんですけど。  そもそもこの指定管理をするのはいいんです。じゃあこの公園は、明石市としてどうしていきたいんだというのが見えないんですよね。民間活用していくという話ですけど、もっと本当に二見の明石海浜公園とか南二見東緑地とか、あれは人数、何人くらい来ているか御存じですか、年間どれくらい来ているか。もう南二見の東緑地とか西緑地とかあの辺り、どれくらいの人が利用されているか御存じですか。 ○松井久美子委員長  井村公園管理担当課長。 ○井村公園管理担当課長  公園管理担当課長の井村でございます。  二見海浜公園の西自由広場であったり西展望広場で実際、そこにどれくらいの人数が来ているかというところまでは把握はしておりません。  ただ、海浜公園につきましては、やはり年間、有料公園施設も含めまして約13万人の方に来場してもらっています。委員おっしゃるように、海浜公園の中でも十分に利活用ができていないところもございます。  明石海浜公園につきましては整備後、約40年が経過しておりますので、今後の在り方につきましては、これからの市民ニーズ、それから費用対効果、そういったところを含めまして、しっかり検討していきたいと考えております。  以上です。 ○松井久美子委員長  千住委員。 ○千住啓介委員  すみません、本当、担当課長にこんなことを言うのはあれなんですけども、今から検討するでは遅いですよね。  私が言いたいのは、10万人来ているから大丈夫ですよじゃなくて、10万人来ているのは皆さんスポーツをしに来ているんです。その周りの施設は本当に雑草が生えて、確かに年に何回かは草刈りしていますけど、本当にもったいないとしか言いようがないです。あれだけの風光明媚ないい場所で、駅からは少し遠いかもしれませんけど車のアクセスはいいので、そこがね、もうあと民間に丸投げしてちゃんと管理してもらいましょうという、聞こえのいいことばっかり言っていますけど、そんなんじゃもうもったいない。せっかくこどもを核としたまちづくりをやるのであれば、本当に子供が憩える、そして家族が憩える、そしてまた年配の方の憩いの場となるような創出をしていかなあかんのかなと思って。  もうちょっと想像してください。わんぱく広場でイベントをする。どこの都市もやっていますよね。ちょっと想像してください。あの広い芝生のわんぱく広場でおいしいコーヒーを飲みながらゆっくりした空間ができたらとか、多分、いいドライブコースになると思うんですよ、池もありますし。そういうことを考えて、やはりそこにはある一定の整備をしていかなあかんと思うんです。大阪なんかでも天王寺の公園なんかが大きく変わったことも、もう皆さん御存じでしょうし、そういった形でもっと先行してお金をかけて、こうあるんだと。そのために民間の力を貸してくださいというのが見えないんですよね。丸投げしてるような感じがしていて。  そこで、ちょっと質問しますけど、指定管理の中で、Park-PFIでしたかね、広報的な。収益、いわゆる喫茶店とかカフェなんかが、そういうものを置くということは可能な形になるんでしょうか。 ○松井久美子委員長  井村公園管理担当課長。 ○井村公園管理担当課長  公園管理担当課長でございます。  今回の新たな指定管理者制度の募集の中では、PFIについての対象としては考えておりません。  ただ、委員おっしゃるように、明石海浜公園それから石ヶ谷公園につきましても、これからさらに利活用していかなければならないところはたくさんあります。そういった中で、ちょっと昔にはなるんですけれども、明石海浜公園のプールのリニューアルとか、石ヶ谷公園でいえばエントランスの改修工事、昨年度につきましてはトイレの新設もしております。そういったところ、確かにまだまだ行き届いていないところはありますけども、そういったところも引き続き、遅いかも分かりませんが、しっかり市としても検討していきたいと思っています。  指定管理者制度につきましては、管理運営を指定管理者に委任しますので、その中で、市としては適切な指導監督をしていきたいと考えております。  以上です。 ○松井久美子委員長  千住委員。 ○千住啓介委員  課長に言うのは何か酷で申し訳ないんですけどね、ここはもうしっかり、市のトップとして統括理事、市長にしっかりこれはお伝えいただきたいと思うんですよ。  市長も本会議で、公園は造っていきたいと言っていました。新しい公園を造るには土地も要りますから、今ある土地をさらにリニューアルすれば本当にいいものになるんですよね。いろいろな技術がありますよ。いろいろな成功事例、全国にあります。もう日本一じゃなくてもいいじゃないですか。いいものを借りてきて、明石らしくやったらいいかなと思うんです。それにはやはりそれなりの予算がかかります。17号池を造りました。みんな公園できました。公園しっかりやっていますで終わりでは、私はないと思うので、今ある既存の、特に二見の人工島、わんぱく広場等、本当にいいところですから、もう少しお金をかけてやれば、私はできると思うんですが、早急に検討するべきだと思いますが、統括理事、どう思いますか。 ○松井久美子委員長  横田統括理事。 ○横田統括理事  統括理事でございます。  委員おっしゃるとおり、今、人口も増えて子育て世帯も増えて、一方でやはり課題として公園の整備というのがあるのは認識しているところでございます。  ただ、どういった形でどういった整備がいいのかというのもしっかり考えた上で、今後、対応していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○松井久美子委員長  千住委員。 ○千住啓介委員  ではもう最後、意見だけ言っておきます。  オリンピックで新しいスポーツが出ました。スケボーであったりとか、今、近隣の小学校、中学校では、かなりそんなスケボーなんかもやる施設がないという声も聞きます。自転車のあれ、何というんですか、自転車の走るところもないということを聞きますので、そういった新しい時代を見据えた、時代に合った施設は造らないとあかんと思うんですね。お金かけてやらなあかんのですよ。もう指定管理者さんに、じゃあこれでやってねと、この枠内でやってねというだけじゃあ、やはり民間も、そりゃあ採算取れないといけないので、私は、そこは公金をどんと思いっきり出すべきだと思いますので、そんな新しい施設を見据えた、こんなままの指定管理が流れていくのではなくて、思い切った形でまずはこの公園、こうあるべきだというものを見据えた上で公募をかけるべきだと思いますので、そこはしっかり再度、研究して案をつくっていただきたいことを強く御意見しておきます。 ○松井久美子委員長  ほかございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○松井久美子委員長  では、報告事項イに移ります。  イ、支払条件の変更について((仮称)南畑歩道橋桁製作ほか工事)につきまして、説明を求めます。  嶽下道路整備課長。 ○嶽下道路整備課長  道路整備課長の嶽下でございます。  報告第8号、議決事項一部変更専決処分につき報告のことにつきまして、御説明いたします。  本報告は、(仮称)南畑歩道橋桁製作ほか工事請負契約の一部変更につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により報告させていただくものでございます。  委員会資料、支払条件の変更について((仮称)南畑歩道橋桁製作ほか工事)を御覧ください。  初めに、1、変更理由でございます。(仮称)南畑歩道橋桁製作ほか工事は、3年度にわたって施工予定で令和3年10月から令和5年12月までの工期を設定しております。その執行につきましては、令和3年度に約50%、令和4年度に約17%、令和5年度に約33%を執行することを前提に、支払限度額を設定しています。  今回は、令和3年度に支払予定であった横断歩道橋及び橋脚の製作に係る出来高予定額を令和4年度へ繰り越すため、令和4年度における出来高予定額が増加することになりました。その結果、各年度の執行内訳といたしましては、令和3年度に約20%、令和4年度に約47%、令和5年度に約33%となります。これに伴う支払限度額を変更させていただきます。  続きまして、2、変更内容でございます。令和4年度の支払限度額は、変更前の当初は4,840万円でしたが、令和3年度の一部を繰り越すことにより、支払限度額は1億3,552万円に変更させていただきます。  続きまして、3、全体工程でございます。令和5年度末の完成を目指して、下のグラフの工程で進めております。  また、次のページには、位置図、配置図、側面図を参考に記載しております。  説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○松井久美子委員長  説明は終わりました。何か御質問ございますか。  佐々木委員。 ○佐々木敏委員  ちょっと内容についてお聞きしたいんですけれども、この歩道橋の通路部分、線路の上の部分ですけれども、ここに屋根はあるのかということと、側面の部分に壁があるのかということと、それぞれなぜというその理由も含めてお聞きします。 ○松井久美子委員長  嶽下道路整備課長。 ○嶽下道路整備課長  道路整備課長の嶽下でございます。  委員御質問の屋根はつかないのかということと、2点目の側面の壁の状況について、順次、お答えいたします。  まず、屋根の件につきましては、駅改札につながる自由通路の場合は駅舎に屋根があります。設置することによって連続的に屋根がつながることになるため、設置をしている現状がございます。  一方で、この南畑歩道橋につきましては、歩道橋の前後区間は屋根のない歩道となっているため、歩道につきましても屋根の設置は計画していない状況でございます。なお、歩道橋は誰もが安心して御利用頂けるよう勾配を1%以下といたしまして、両サイドには二段手すりを設けるなど、歩きやすい構造となるように設計をしている状況でございます。  また、2点目の側面の壁の件でございますが、壁につきましては、路面からの高さ1.1メートルにつきまして転落防止柵を設置しております。それに加えまして、鉄道をまたぐ区間につきましては、路面からの高さを2メートルのところまで投物防止、投げ込み防止柵を設置しておりまして、人が誤って転落したりとか、あるいは空き缶などを投げ捨てられたりしないように、そういったものを設置しております。  御参考までに、そういった投物防止柵は、例えば、JRでいきますと、土山駅の東側にあります西上岡歩道橋であるとか、山陽電鉄をまたぐ藤江人道橋などの投物防止柵も同様でございます。  以上で、説明を終わります。 ○松井久美子委員長  佐々木委員。 ○佐々木敏委員  ありがとうございます。側面に壁があるということで、一応、安心はいたしました。つい飛び下りたくなるという、歩道橋を造ってお亡くなりになる方が出ると、これはもうとんでもないことになりますので、側面によく壁を造っていただいたなと。そういう意味ではよかったなと思っております。  あと屋根なんですけど、理由は分かるんです。ここだけまた傘をささないで行けても、その前後はまた傘をささないとあかんやないかという部分もあるんですけれども、ただ1つ、ここの通路は非常に、通常の歩道橋なんかと比べると、大分、長いんですよね。それで、手すりもあるということなんですけれども、それで設計されているので現状はこれでいいと思うんですけれども、将来的に高齢者が増えてきますので、その場合、例えば、お買い物で杖をついて反対の手にお買い物袋を提げて傘を差そうとすると、あとカッパしかないというふうなことになります。  それで、少しでも楽をしていろいろなことが高齢者の方ができるように、地元の方から将来的に、やはり屋根があったほうがいいなという、強度的な問題もあると思うんですけれども、そういうふうな要望があったときは、ちょっと考えていただけたらなと思うんですけど、そういうところはいかがでしょうか。 ○松井久美子委員長  嶽下道路整備課長。 ○嶽下道路整備課長  道路整備課長でございます。  委員、再度の御質問の屋根の件でございます。  確かに、屋根があったほうが何かと便利な歩行が可能になるかと思います。一方で、御質問の中にもありましたように、屋根が設置されることによって、歩道橋への影響なんかも加味されるところでございますので、また、将来的なそういった活用、ニーズが出た場合には、慎重に検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○松井久美子委員長  ほか、ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○松井久美子委員長  では、報告事項ウに参ります。  ウ、大蔵海岸施設次期指定管理者候補者の選定について、説明を求めます。  春海海岸整備担当課長。 ○春海海岸整備担当課長  海岸整備担当課長の春海でございます。  委員会資料の大蔵海岸施設次期指定管理者候補者の選定についてを用いて、御説明させていただきます。  委員会資料を御覧ください。
     大蔵海岸施設次期指定管理者候補者の選定につきまして、初めに、指定管理者候補者の選定取組方針でございます。令和5年3月末に、現在の大蔵海岸施設指定管理者の指定期間が満了いたします。次期につきましては、利用者の安全・安心、施設の効率的な運営に加えて、さらなる大蔵海岸の魅力づくりやにぎわいづくりの実現に向け、新たな候補者の発掘にも努めながら、大蔵海岸のポテンシャルを最大限に発揮できる次期指定管理者候補者の選定を行います。  その選定の取組方針としまして、5点ございます。  1点目としまして、対象施設でございますが、大蔵海岸施設としまして、大蔵海岸公園、大蔵海岸海峡広場、大蔵海岸駐車場、大蔵海岸多目的広場の4施設を一括管理といたします。  2点目としまして、選定方法でございますけれども、指定管理者候補者の選定に当たっては、市民サービスの向上と経費の削減に加え、民間企業ならではの企画力、柔軟な発想による施設のさらなる利用促進及び中心市街地や明石港東外港との相乗効果が期待できる魅力的な提案を求め、公募により指定管理者を募集します。指定管理者候補者の選定については、選定委員会を設置いたします。  3点目としまして、公募における施設単位でございますが、前回募集時の施設単位、先ほどの大蔵海岸公園、大蔵海岸海峡広場、大蔵海岸駐車場、大蔵海岸多目的広場の4施設を一括管理とします。  4点目としまして、指定期間でございますが、継続した事業の取組により、より一層のにぎわいづくりなどをはじめ、市民サービスの向上や施設の効率的な運営を図るために、前回同様5年間といたします。  5点目としまして、利用料金制でございますが、施設の利用促進により使用料収入の増加が図れるなど、指定管理者の自立的な経営努力が期待できることから、大蔵海岸多目的広場及び大蔵海岸シャワー設備につきましては、引きき利用料金制を採用いたします。  2、選定スケジュールでございます。資料に書いてあるとおりのスケジュールとさせていただきまして、今年の11月に選定結果の通知や公表を行いまして、12月議会にて議案の提出を予定しております。つきましては、令和5年、来年の4月から次期指定管理者による管理運営業務を開始というスケジュールで参りたいと考えております。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○松井久美子委員長  報告が終わりました。質問は何かございませんか。  佐々木委員。 ○佐々木敏委員  2点お聞きしたいと思います。  まず、大蔵海岸の中の道路のことなんですけれども、マナーが悪い、駐禁ですね。これ、過去から私、たびたび指摘をさせていただいているんですが、やはり直っていないということで、それも四、五台ずらずらっと、あまりすき間を空けずに片側車線を占領していると。  一遍、通っていただいたら分かると思うんですが、非常に危ないです。向かい側から車が来て、こっちも行こうとすると、もう正面衝突になりますので、これは非常にあかんということで、過去から駐禁の取り締まりなんかも警察にお願いするように言っているんですけど、やはり警察は、どちらかと言うと一旦停止のほうがもうかるのかどうか知りませんけど、そちらのほうばっかりやっておられるんですね。そちらのほうはよく見るんですよ。駐禁をやっているところなんか見たことがないんですね。どちらかと言うと、大蔵海岸利用者にとっては駐禁の取り締まりをやったほうが安全に通行できるのではないかというふうに思っております。  それで、これは素人なりの1つの提案なんですが、例えば、商業施設のラムーというところがありますけど、主にずらずらっと止めとるんはラムーの西側ですね。そこからぐるっと回って北に行くあの道路。あそこのカーブのところまで目いっぱい止めているときがあります。ここがむちゃくちゃ危ないんですね。ここも一遍、通ってもらったら分かると思うんですが、私も一度、正面衝突手前のぎりぎりで止まったことがありました。向こうから相当なスピードで来られましたので。だから、あそこは一か八かで行かなあかんような状態になっているんです。本当に怖いんです。  ですから、そういう意味では、もうそれこそ逆転の発想で、銀座通りを狭くしたように、ラムーから西側は全部、一方通行にして、2車線にしてもらったらどうかなと、私は思っているんですが、そんな御検討も含めてちょっと安全対策をお願いしたいんですが、いかがでしょうか。 ○松井久美子委員長  嶽下道路整備課長。 ○嶽下道路整備課長  道路整備課長の嶽下でございます。  委員、御質問の大蔵海岸公園付近の道路のマナーが悪いということにつきまして、お答えいたします。  確かに委員おっしゃるように、ラムーの付近につきましては、以前から駐車している車を見かける現状がございまして、特に年末年始なんかはそれがひどくなる傾向にございます。  対策といたしまして、これまで年末年始を中心に道路の歩道よりに啓発看板を設置したりとか、警察に駐禁の取り締まりをお願いしたりとかしておったんですが、今回、改めて委員から御指摘を受けたことを受けまして、改めて啓発看板などの見直しを行うとともに、警察にも駐禁の取り締まりを徹底してもらうようにお願いしまして、警察とともに連携して進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○松井久美子委員長  佐々木委員。 ○佐々木敏委員  大事故が起きる前に、とにかく可能な限りの対応をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  次、2点目なんですが、この資料の中で、指定管理者に対して「より一層のにぎわいづくりなどをはじめ」という文言があるんですけれども、にぎわいばかりを求めているわけではないとは思います。ただ、にぎわいづくりはよいことではあるとは思います。ところが、そのことによる弊害も、大蔵町のこの御近所さんにとっては、地域としては弊害も受けることがございます。花火の問題なんかも最近、出ております。  今後、新たなにぎわいづくりを始めると考えておられるならば、その分しっかりと地域に説明、調整、しっかり図っていかなあかんように思うんですけども、いかがでしょうか。 ○松井久美子委員長  春海海岸整備担当課長。 ○春海海岸整備担当課長  海岸整備担当課長でございます。  今、委員御質問の資料の中での「より一層のにぎわいづくりなどをはじめ」というところの観点から御質問頂いたと思うんですけども、そちらについて、お答えさせていただきます。  先ほどの違法駐車、そちらのほうも含めまして、地域の皆様には、大蔵海岸がにぎわうことによって少なからず御迷惑をおかけしておるところというのは認識しておりまして、よりにぎわいづくりということをテーマの1つとして掲げてはおりますが、他方、一定の静寂な空間といったものを創造することによって、憩いの場の創出をするということを公園のほうには役割としてございますということも認識しております。この次期指定管理者候補者の選定におきましては、そういった様々なテーマにつきましても考慮した上で、全体的な施設の提案等を求めてまいりたいと考えております。  あと最後に、指摘頂きましたとおり、にぎわいづくりの新たな事業をしていく際におきましては、地域の皆様にしっかりと周知させていただいて、また御意見をいただける形ということをしっかりとつくらせていただきまして、よりよい環境を皆様と一緒に創造していきたいと考えております。  以上で、お願いします。 ○松井久美子委員長  ほかございませんか。  千住委員。 ○千住啓介委員  これもまた同じ話、先ほどと少しニアリーな話なんですが。ちょっと大蔵海岸をどうしていくんだというお話もあるんですが、この指定管理のところでいわゆる西側の磯浜というんですかね、そこも入っているということでよかったんですよね。 ○松井久美子委員長  春海海岸整備担当課長。 ○春海海岸整備担当課長  海岸整備担当課長でございます。  はい、入ってございます。 ○松井久美子委員長  千住委員。 ○千住啓介委員  あそこは物すごく利用させていただいていて、本当に散歩するにはいいところなんです。  ただ、その西側に行くのに当たって、駐車場が少し遠いという声も若干、聞くんです。多目的広場のところが一番近い駐車場なのかなとも思いますし、また、市役所の駐車場に止めてからというような話もあるので、その辺り、何台か駐車場をあの西側のほうにも、私はスペースがあるんじゃないのかなと思うんです。それこそ民間活用ということで、今また民間で大きくある大型店舗が開発されていますので、そこと一緒に開発するとか、そんなことは考えてはいないでしょうか。 ○松井久美子委員長  春海海岸整備担当課長。 ○春海海岸整備担当課長  海岸整備担当課長の春海でございます。  今の委員からの御質問、特に西側につきまして駐車場が遠いのではないか、もしくは駐車場を増設するということの検討はしているかということにつきまして、お答えいたします。  確かに西側、特に磯浜エリアと呼ばせていただいているんですけども、おっしゃるとおり散歩等々、憩いの場として非常に多くの皆様に御利用頂いておるところでございます。  ただ一方で、委員御指摘のとおりでございまして、駐車場につきましては、先ほどの多目的広場の東側に駐車場がございます。これが一番近いというところでございまして、今現在は、磯浜につきましては、今の市民の森、いろいろと施設がございまして、現在は駐車場のほうは、すぐの計画というのはございません。こちらが正確な回答ではございますけども、今後そういった利用のニーズをしっかりと受け止められるような形で考えてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○松井久美子委員長  千住委員。 ○千住啓介委員  そこの雑木林を崩して駐車場にしろということは言わないんですけど、道を挟んだ北側に今、店舗がもうすぐできるという話がありますので、そこと何かしらの協力をもってやれば、公的な駐車場もできるんじゃないのかなと思います。そうすることによって、また明石の西からもよく来られるようにもなりますので、あそこを本当にどんどん活用していただきたいなということを御意見とさせてもらいます。  あと、多目的広場なんです。これはサッカー場、フットサル場のように見えて、名前は名前のとおり多目的広場なんですよね。やはり市民皆さんが活用できるということで、いろいろなことができるんだということで多目的広場という名前であったと思います。  我々、当時の会派のほうからサッカー場を造ろうという要望をかなりさせていただいて、サッカー協会さんの協力も得ながら造ってきた経緯があるんですけど、そこで市民の方が少し行きにくいような気もするんです。その辺りのリニューアルを考えているのかということで質問させていただきたいんですが。  シャワー室の利用がなかなかしにくいところもありますし、ましてや、これから子供たちがサッカーするのを見に来る、子供たちがサッカーしてちょっと休憩をするというときに陰が全然ないんですね。そうであれば、シャワー室の上に屋根であったりとかそういったところも造るべきかなとも思うんですが、それには予算がかかりますので、全部民間に任せますよと、指定管理者に任せますよではなくて、私は、そういったことも考えながら指定管理者制度に出すべきだと思いますが、その多目的広場のリニューアル等も考えて御意見頂けますか。 ○松井久美子委員長  春海海岸整備担当課長。 ○春海海岸整備担当課長  海岸整備担当課長でございます。  今、委員からの、特に多目的広場のリニューアルについて御意見をというところで御質問頂いたと思いますので、そちらについて回答いたします。  この多目的広場におきましては、平成26年当時から約10年弱ほど、今現在、運用をずっとさせていただいております。  その中で、非常に御利用のほうは、確かに皆さんにしていただいておるところでございまして、委員御指摘の、ちょっと多目的広場という名前でございますので、フットサルとかにちょっと特化していないかなというところも見え隠れしておりますが、例えば、グラウンドゴルフ等々、いろいろ本当に多目的の用途で利用頂いておるところでございます。  その中で、また、先ほど、最後にちょっと頂きましたシャワーとか、昔は特にランニングステーションという目的も持った施設となっておりまして、ここ2年は、ちょっとその利用は落ち込んではおりましたけども、昔は年間を通じて御利用頂いていたというところがございます。これはコロナ禍の影響によるところ、こちらが一番大きいかと思っております。  実際、多目的という中で非常にいろいろな目的を持った広場として考えておりますけども、今後、ちょっと皆様の御意見というものをしっかりと吸い上げさせていただいて、先ほど御意見頂きました、例えば、屋根につきましても、必要であるのは、私のほうも今、そのように考えておるところでございますが、これはちょっと個人的なところでございますので、しっかりと利用客の皆様にアンケートを採るなど、利用客の皆様によりよい形でサービスができていきますように、また、向上していきますように考えさせていただきまして、今後、検討していきたいと考えております。  以上、よろしくお願いします。 ○松井久美子委員長  千住委員。 ○千住啓介委員  個人的な意見ということでありますが、私たちは意見、この委員メンバー、議会の議員が言っているのは市民の代表ですので、二元代表制の片方の代表者でもあるわけでありますから、議員の意見をしっかり聞いていただいて、そんなことの調査・研究はやるべきであろうと思っております。  また、ランニングステーションの機能がコロナの影響もあるということですけども、これからコロナが明けてくると、またかなりいろいろなランニング、マラソン等もブームもまたやってくるのかなと思います。だからそんなこと、神戸マラソンの延伸を踏まえてそこをランニングステーションにしていくんだみたいな、例えば、そんなテーマを掲げながら、多目的広場を盛り上げていくという手法もあるのかなと思いますので、ここは皆さんのお知恵をしっかり絞っていただいて、また予算もしっかりつけて、こういった公園の整備費を2倍、3倍にしていただくことを強く要望しまして、意見とさせていただきたいと思います。 ○松井久美子委員長  ほかにございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○松井久美子委員長  それでは、報告3件を聞いたことを御確認よろしくお願いいたします。  (4)その他でございますが、事前にどなたからも聞いておりませんので、終結をいたします。  それでは、最後に、閉会中の所管事務調査事項を確認させていただきます。  (1)都市計画について  (2)都市基盤整備について  (3)交通安全について  (4)住宅及び建築・開発行為について  (5)公共施設の建築及び修繕について  (6)上下水道について  以上6項目について、閉会中もなおよく慎重に調査検討いたしたいので、議長に閉会中の継続調査として申し出ることに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) ○松井久美子委員長  ご異議なしと認め、議長に閉会中の継続調査として申し出たいと思います。  それでは、これで建設企業常任委員会を閉会いたします。ありがとうございました。                          午前11時26分 閉会  以上は、本委員会の記録であることを証するため、明石市議会委員会条例第20条の規定により押印する。                         建設企業常任委員会                         委員長  松 井 久美子...